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ニュース 2025.06.02

『緑の街』vol.1_Social Kids Action Project

【Social Kids Action Project】

渋谷在住在学の小学生が渋谷の街のために何ができるか?

考え行動する小学生の団体、課外活動です。

こちらの小学生は、渋谷の街を緑の街にしたいようで、各商店街等、取材をするとのことで

その第一弾に公園通りとなりました。

 

↓活動のレポートになります。

 

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春休みに『緑の街』について提案発表後、

どうやって実現するのか考えてみたので、相談にのって欲しいと連絡をくれました。

 

自分で緑を植えるのか、誰かに頼んで植えてもらうのか。。。
いろいろと考えたところ、自分にできることは
発信』なのではないかとの結論に至ったとのこと。

 

「ガーデニングは家のベランダ菜園くらいしかやった事がないけれど、

楽しくインタビュー取材をして得意なcapcutで動画編集やCANVAで画像編集をして、
渋谷の小学生として情報発信をしたら、
緑化に興味を持つ人や実際にやってみる人を増やせる気がする!」

 

では、何から始めるのか?

 

まず、『緑の街』の提案ページにある概要説明と協力事項の文言を変更しました。

 

<概要>
草や苔で街に緑を増やし、CO2を減らす提案です。
緑化のワンポイントアドバイスなどを取材して発信し、
渋谷区の緑化に協力したい人を増やします。

 

<あなたの力でこんなことができます>
緑化活動されている方やグループの方々、インタビュー取材させてください!

 

次に、誰に何をインタビューしたいのかリストアップしてみました。

 

公園通り商店街のガーデニングコンテストについて
ハラカドの屋上庭園について
区役所の緑化の取り組みについて

 

などが候補にあがってきました。

 

春休みのSKAPのワークショップで見聞きしたことを
しっかりと覚えてくれていて嬉しいですね。

 

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早速、渋谷公園通商店街振興組合の川原理事長にコンタクトをとったところ、
ご快諾いただき、すぐにインタビュー日程が確定。
国際ガーデニングコンテストについて、じっくりお話を伺いました。

 

国際ガーデニングコンテストとは、
渋谷公園通り沿いのガーデニングスポットを、
参加者がテーマに沿ってデザインし、
作品は1年間、植栽の管理をしながら飾られるというもの。

 

「チェルシーフラワーショー」で金賞を多数獲得し、
エリザベス女王から“緑の魔術師”と称えられた、
日本の庭園デザイン界の第一人者である石原和幸氏が
審査員を務める本格的なコンテストでもあります。

 

2025年度は35ものエントリーがあり、
個性豊かなデザインが公園通りを彩ります。

 

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インタビュー当日は、LINE CUBE前で待ち合わせをし、
まずは、公園通り沿いの35個の作品を一つずつ見て回りました。

 

どれも個性的。
カラフルなもの、日本っぽいもの、かわいらしいもの。。。

 

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この日は、ちょうど花壇を作っている方々にもお話を伺うことができました。

 

坂にある花壇なので、「時代をさかのぼる」というテーマで、
坂の上から下に向かって、
コケ植物→シダ植物→裸子植物→被子植物と植物の進化を表しているとのこと。

 

最初は、色や植えられている植物の種類などに目がいっていましたが、
このようにテーマを聞くと花壇の見え方もガラッと変わってきて面白いですね。

 

全ての花壇のテーマやそこに込めた想いなどをじっくり聞いてみたくなります。

 

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他にも、じっくり見ると面白いものがいっぱい。
「蛇口があるよ」
「花火?瓦かな?」
「モアイ像だ!」
「犬かわいい」

 

こうやって会話が広がるのもこのコンテストのステキなところかもしれませんね。

 

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花壇を一回りした後は、渋谷公園通商店街振興組合の事務所にお邪魔し、
理事長の川原様に国際ガーデニングコンテストについてお話を伺いました。

 

この日のためにと、事前に撮影した花壇の写真を
今流行りの「えっほ えっほ♪」という歌に合わせて
ショート動画を作成してきてくれました。

 

力作なので、是非動画も下記リンクからご覧ください。

https://youtu.be/dUfepPxpkrs

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自己紹介を兼ねて、動画を見てもらい、
動画の編集もできることを伝えた後は、インタビューに入ります。

 

Q.ガーデニングコンテストを開催することにしたきっかけや経緯を教えてください。

 

最初はフラワーフェスティバルを代々木公園のケヤキ並木で行っていました。
バラやチューリップの花びらや色砂などを使って花絵を描いたり、
お花の競りをしたり、生け花のパフォーマンスをしたり、髪に付ける花飾りを配ったり、、、

 

渋谷公園通商店街振興組合のみんなの
「代々木公園からの公園のつながりをつくりたい。」
「もっと公園通りを楽しんでもらいたい。」
との想いから、庭園デザイナーの石原和幸氏に監修いただき、
8年前からこの国際ガーデニングコンテストをはじめました。

 

日本だけでなく、海外の方が手がける花壇もあり、
国際的なのもこのコンテストの特徴です。

 

いろんな人が作った作品を並べているのは
世界中で公園通りの花壇だけというのはちょっとした自慢です。

 

Q.川原さんが一番気に入っている作品はどれですか?

 

まだ作り途中の花壇もあるので分からないですね。
今月末にすべての花壇が完成してからじっくり見ようと思っています。
6月2日には、庭園デザイナーの石原和幸氏と長谷部区長と審査をして、
受賞作品を選ぶ予定です。

 

例年の受賞作品を見ると、日本庭園風の花壇が人気のようです。
花だけの花壇は、植えた時はきれいだけれど、数か月経つと枯れてしまいます。
それに比べて、日本庭園風の花壇は、おしゃれで長持ちで、気に入っています。

 

Q.ガーデニングコンテストをはじめてからポイ捨ては減りましたか?

 

街をきれいにしているので、ポイ捨ては確実に少なくなっています。
本当はみんなが自分の家の前をきれいにすればいいんだけれど、
難しいので、商店街で毎朝掃除をしているんですよ。

 

「どれくらいお金がかかるのですか?」
「そんなに?それもそうか。ゴミ拾いも大変だし、
捨てるのもお金がかかるものね。」
「そういえば、SKAPのインタビューでも、センター街のきもの屋さんが、
お正月の3日間でゴミがすごいことになったって言ってた。」

 

一つのゴミが、大量のゴミを引き寄せてしまうので、
毎朝のゴミ拾いはとても大事なのです。

 

これらの質問の他にも、アイデアが次々と湧き出てきます。

 

街中でスケボーをする人がいるので、
 『スケボ―パークはこちら!』とB-Stageを案内するサイネージを出してはどうか。
銭湯ののれんのような、
 緑のカーテンをビルの入り口に付けることを義務付けてはどうか。
松濤茶の苗がどうやって育っていくのか、動画にして配信したら面白いかも。

 

話題が途切れず、あっという間に一時間たってしまいました。

 

最後に、特別にビルの屋上に上がらせていただきました。
この日は気温も風もちょうど良く、気持ちの良すぎて、
ついつい長居してしまいます。

 

代々木公園側も渋谷駅側も、景色抜群。
渋谷公園通商店街振興組合の公式ホームページのライブカメラの映像も、
実はここから写しているものなんですって。

 

川原様、お忙しい中、インタビューにご対応いただきありがとうございました!

 

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この後は、動画作成に入ります。
渋谷公園通商店街振興組合の公式ホームページにも載せてもらえるよう、
ステキな動画を作ると意気込んでいますので、ご期待ください。

 

Social Kids Action Project公式HPはこちら

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